世界(過去記事)一覧

人民を虐殺した人民解放軍

中国で「天安門事件」が起きた時、私の教え子の一人が日本語教師として武漢大学にいた。彼によると、その時親たちは〝そんな事をしたら殺されてしまう!〟と學生達を止めた。しかし学生達は〝我々が「民主化」を叫ばなければ、誰が叫びますか〟と、「死を覚悟して」天安門に向かったのである。そして多くの学生たちは再び帰ることはなかった。
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ウクライナ危機

周知のごとく、ロシアのプーチン大統領が前近代的策謀を巡らして、ウクライナのクリミア自治共和国をロシアに併合した。そして今やその魔の手をウクライナ東部全体に及ぼそうとしている。
”ハーザー”誌(6月号)がお手元に届く頃は、どのような変化があるのか全く不明だが現在ウクライナ情勢は一触即発の危機にある。
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ネルソン・マンデラ氏の生涯

悪名高き、自人優位主義の極みの如き「アパルトヘイト(人種隔離政策)」の撤廃に命を懸け、一方、黒人を動物のように殺した「白人に極刑を」と叫ぶ黒人過激派を抑え、「赦し」と「癒し」の人種融和と和解で、南アフリカ共和国の民衆を導いたネルソン・マンデラ氏が十二月五日静かに召天した。文字通り偉大なる高尚な生涯であり、ノーベル平和賞に最もふさわしい人物であった。
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アルジェリア人質事件

 今回の事件が起こるまで、北アアリカにアルジェリアという国があることすらあまり認識していなかった。しかし、どういう訳か、「ここは地の保て、アルジェリア、どうせカスバの夜に咲く……と青江三奈が歌った歌だけはよく覚えている。

 アルジェリア東南部のリビア国境付近、イナメナスに天然ガス関連施設があり、イスラム過激派とフランスとの戦闘のなかで、人質となった日本企業の従業員10人が死亡、7人が生還という吃驚する結末となった。

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サン・レモ会議の歴史的背景

一九二◯年四月に行われたサン・レモ会議が、にわかに注目されている。というのは、ヨーロッパのクリスチャンが、歴史的な掘り起こしをして、イスラエル建国の国際法的な正当性をサン・レモ会議に求めて主張しているからである。そして、先日、サン・レモ会議を記念する集会が日本で行われたからだ。

その内容は、本号の特集に詳しいが、それを読む前に、サン・レモ会議に日本がなぜ出席し、発言力があったのか歴史的背景を知っておく必要がある。

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歴史を支配する神

「(それは)マナセが罪のない者の血を流し、エルサレムを非のない者
の血で満たしたためである。主はそれを赦そうとはされなかった。」(列王記下二四・4)

この聖書の言葉は、ユダ王国が紀元前五八六年にパピロンによって滅ぼされた事件を語る歴史書の言葉である。マナセは王国滅亡のすこし前に五五年間にわたってユダ王国を治めた王である。この長い治世の問に、マナセ王は「罪のない者の血を非常に多く流し、その血でエルサレムの端から端まで満たした」のである。「列王記書いた歴史家は、ユダ王国の滅亡はこのマナセの罪のためだと見ているのである。

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北朝鮮のミサイル

各テレビ、ラジオのニュースによると、アメリカ・CNNテレビは、日本時間の2日朝、アメリカ国防総省高官の話として、「北朝鮮がミサイルへの燃料注入を開始した」と報じた。
北朝鮮は、4日から8日の間に人工衛星の打ち上げを行うと国際機関に通告しており、これにあわせて燃料の注入を開始したものとみられ、ミサイルの専門家は「ひとたび燃料が入れば、安全上の問題などから発射を中止することは極めて難しくなる」としているので、ミサイル(テポドン2)の発射は間違いなくなった。 続きを読む